差し歯とインプラントの違い

差し歯とインプラントの違い

「差し歯」と「インプラント」は、同じ治療法だと誤解されることが多いですが全く違います。
この2つの治療法を勘違いされてしまう方が多い理由としては、歯がない場所に対して義歯を装着していく動作が似ているから、という理由からではないでしょうか。
しかし、2つの治療方法は全く違いますし、構造等の造りからして、「インプラント」と「差し歯」は違います。
そこで下記では、「インプラント」と「差し歯」の違いについて紹介していきます。

構造の違い

  • インプラント…インプラント本体(人工歯根)+アバットメント+上部構造(人工歯冠)の3層構造
  • 差し歯…金属の土台に人工の歯が付いた構造

治療法の違い

  • インプラント…インプラント体を骨の中に埋め込み、上部構造を被せていく
  • 差し歯…残っている歯根や歯の一部に、人工の歯の付いた金属の土台を差していく

その他の違い

  • インプラントは自由診療であるが、差し歯は自由診療と保険診療を選べるため、費用面での有利さがある
  • 差し歯は歯の上部だけがなくなった時にできる処置であり、歯根を含めた歯そのものがない場合できない
  • 差し歯は、文字通り“差し込んで”いく治療法ですので、インプラントに比べ、衝撃などで外れやすい

失敗しないポイント

インプラントを埋入するためには、どうしても外科的手術になってしまいます。
「手術」と聞くと、どうしても不安や恐怖(失敗)が頭をよぎりますよね。
しかし、インプラント治療を受けた患者数は1000万人を超えており、その成功率は99%以上となっており、インプラント手術は安全性の高い(失敗しない)治療法となってきています。
しかし、どの治療も100%の成功率を断言することは大変厳しく失敗することも考えれます。
誰もが少しでもリスクが少なく安全性が高く失敗する確率が少ないクリニックで治療したいと思うのは当然です。
ではどういった点に注意してクリニックを選択していけば、安全性が高く失敗しない治療を受けられるのでしょうか?
以下では、その失敗しないポイントについて紹介していきます。

手術を行う医師の技術

インプラント手術は外科手術が伴いますので、担当する医師には高い技術力と専門的な知識が必ず必要です。

  • 手術を担当する医師が、インプラント認定医・専門医かどうか
  • 手術を担当する医師の治療実績・経験が十分かどうか

どんな種類のインプラントを使用するか

インプラントは骨に埋入していくため、素材によってはアレルギーなど、体に影響が出る場合があります。

  • ○人体への影響が少ない素材を使用しているかどうか

インプラント手術の安全性

り安心・安全に、また失敗しない手術を受けるためにはいくつかのルールがあります。

  • CT撮影を行い詳細な口腔内のデータを確認しているか
  • 手術室内の衛生管理はしっかりとなされているか
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